酒造メーカーが集まる代表的な酒どころ、兵庫県灘地区と京都府伏見地区では酒パックリサイクル促進協議会の主体的取組第1弾として、メンバー企業から発生する酒パックの工場損紙を統一的にリサイクルするシステムを2008年に構築しました。
各工場から出る充填損紙の多くは、今までそれぞれの工場ごとに様々な業者に産業廃棄物として引き取られていました。それらの工場損紙を製紙原料として受け入れてくれる製紙会社に、特定の回収業者によって有価で流通させる共同回収システムを立ち上げ、各酒造メーカーは酒パックを原料にした再生品をできるだけ使用するという循環システムが、灘・伏見両地区21社が参加して動いています。
また2012年からは九州地域でも、複数の酒造メーカーが参加する回収システムが動き出しています。 |
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